トップ / 高血糖は胎児にも影響する

妊婦と血糖値の関係性

高血糖は胎児にも影響する

高血糖が胎児に与える影響

妊婦の血糖値が高い状態が続くと、妊娠糖尿病と診断されることがあります。一般的に、妊婦は胎児に充分なブドウ糖を送るために高血糖の状態が続きやすくなりますが、特に妊娠中期から後期にかけて血糖値が高いままだと、血糖値を低下させるインスリンが効きにくくなりますので注意しましょう。

もとより血糖値が高めの人や、家族に糖尿病を発症した人がいる、高齢出産の場合は、妊娠糖尿病を発症する確率が高いので、特に気を付けておく必要があります。高血糖の状態が長く続き、妊娠糖尿病になると、必要以上のブドウ糖分が胎盤を通じて赤ちゃんに供給されてしまうため、胎児も同じく高血糖になってしまいます。

そのため、赤ちゃんが大きく育ちすぎてしまう巨大児になりやすくなります。赤ちゃんが巨大児になると難産になり、出産が必要以上に長引いてしまいます。そして高血糖の状態に慣れてしまった胎児は、お腹の中では絶えず胎盤をとおして供給されたブドウ糖が、出生後に突然途絶えてしまう事で低血糖・低カルシウム血症を起こすこともあります。

また、妊娠初期から血糖値のコントロールが出来ずにいると、先天奇形を起こしやすくなります。赤ちゃんは妊娠4週頃から器官が作られ始めるので、初期段階で血糖コントロールが悪いほど奇形の可能性も高くなり、神経系・消化器系・耳や口などへの影響が大きくなります。

妊娠中や分娩時に、胎児の呼吸や血液の循環機能に障害がある胎児ジストレスも引き起こしやすくなります。赤ちゃんの脈が乱れたり胎動が抑制されてしまうというのが主な症状です。また、高血糖状態が長くなると、早産や流産のリスクを高め、羊水過多症や尿路感染症など妊婦の体にも悪影響を及ぼします。様々な合併症も引き起こしやすくなるので、妊娠中は高血糖予防を意識しておきましょう。

Copyright © 妊婦の血糖値が高くなると. All rights reserved.